4iiii PRECISION 左クランク型パワーメーター

以前使用していたX CADEY製右クランクパワーメーターが故障したため、レビュー等で評判の良い4iiii(フォーアイ)のパワーメーターを購入。シマノの105 R7000用で、クランク長は170mmのものを税込み¥33,000で購入することができました。

このパワーメーターはレビューにおける評判もよく、UCIのプロチームも使用しているということで、安心して購入することができました。ただしケイデンス150RPM以上は計測ができないという問題もあるらしいですが、自分はまずケイデンスが150rpmを超えることは無いので問題にはなりませんでした。
チェーンステーとのクリアランスの問題
それでは何が問題かというと、特にエアロフレームなどの場合、クランク裏側に設置されたパワーメーター本体部分が、チェーンステーに干渉して取り付けができないというケースがあるのです。

取り付け例を探してみましたが、同じCANYONのEnduranceに取り付けた例や、サイズ違いのフレームに取り付けた例は見つかりましたので、完全に確証はないものの、おそらく大丈夫だろうと考えました。BBにスペーサーを装着したほうがいいという記事も見ましたので、念のためこちらのスペーサーも購入しておきます。
装着してみる
実際に届いたクランクを装着してみました。仮組みしてみたところ、チェーンステーと本体のクリアランス(隙間)がごくわずかだったため、BBスペーサーを利用することにしました。なお、最初はBBスペーサーの中に入っていた2.5mmのスペーサーを両側に装着してみたところ、十分なクリアランスは確保できたものの、左クランクの脱落防止金具がちゃんとかからないという問題が起きたため、1.0mmのものに変更しました。

1.0mmのスペーサーを装着したところ、約2-3mmのクリアランスを確保することができました。クランクには縦方向の力がかかりますが、ダンシングをした場合などでも横方向のベクトルの力がかかることはないので、多少走行中に歪んだとしても、これだけクリアランスがあれば問題はなさそうです。

最悪干渉した場合でも、パワーメーター本体が樹脂でできているため、パワーメーター側が破壊されることはあっても、チェーンステーに深刻なダメージが及ぶことは無い気がします。(実際になってみないとわかりませんが)
おまけ

なお、ボタン電池が挿入されたまま販売されていたので、当初挿入されていたボタン電池はすでに寿命がきていたようです。サイコンとのペアリングができなかったので、一瞬故障を疑いましたが、新品のボタン電池に交換すると何の問題もなく動作しました。(ボタンを外した状態で販売してほしいものです)
また、ここのOリング劣化などによる浸水が怖いので、3Mの水回り用のテープで補強をしようと思います。
CANYON Ultimateに4iiiiのパワーメーターを装着しようと考えている人は、参考にしてみてください。
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